『どうやら僕の日常生活はまちがっている』
喉に刺さった魚の骨に悶絶するやいなや、スピーチを頼まれた同級生の披露宴をすっぽかす。
地球最後の日に食べるものをひたすら想像しながら、寅さんの映画に突然涙する・・・。
あの不敵な笑みを浮かべながら、ハライチ岩井が平凡な毎日に一撃を食らわせる。
書き下ろしエッセイ、自筆イラストも収録した、読めば世界が変わる最新刊。
岩井さんのエッセイ、第2弾!
「はじめに」では、1冊目の初版を6,000冊と甘く見ていた出版社が、10万冊売れた途端に手のひら返しをしてきたという毒づきから始まり、
10万冊売れたところで実入りはほぼない、作家として食べていける収入ではないと、驚きの内部情報が赤裸々に綴られていました。
30歳の息子と60歳の母の『7日間戦争』の結末は爽快でした!
我が家の息子が、どんなに口答えをするような大人になったとしても、私も渾身の一撃(物理ではなく知恵)で、闘い抜こうぞと思いました。
世間に媚びない姿勢の岩井さんの生き方は、やはり、本人がどれだけ否定しても面白いし、そのひねくれた感性も、「岩井さんだから」と許されているところがありますね。
他の作家さんには出せない味わい。
紋佳🐻
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