『風の谷のナウシカ4』


大海嘯を確信したナウシカは、その原因を見定めるため旅に出た南の地で、チククや土鬼(ドルク)の僧チヤルカに出会う。

一方戦況は、蟲の大群に遭遇し、 もはや両軍は撤退あるのみに・・・。


蟲たちが戦艦、人間を襲う場面は、迫力満点でした。どうしたらあんな画が描けるんだろう・・・天才か!

絶対的な力の差の前に、ただ死を覚悟するしかない世界は、ただただ恐ろしく、

自然の力に圧倒されるのみでした。


初め表紙を見たときは、「どちら様?」となったチクク。かわいいですね!

通訳もしてくれて、護衛もしてくれて。

なんて頼もしい。


2頁にも満たない尺だったけれど、クシャナとその母親のエピソードは労しかった。

クシャナって、背負っているものの大きさに反して、とても慈悲深いキャラクターだなあと思っていたのですが、そんな生い立ちがあったんですね。

(そしてまんまとクシャナ沼へ・・・)


紋佳🐻

読書