『しない。』


決めつけず、縛られず。
自分なりの取捨選択で、身軽でラク、豊かな暮らし。

心地よい日常を呼ぶヒント満載エッセイ。


表紙のデザインと、タイトルに惹かれて手に取りました。

本の趣旨が「しないこと・しなくなったこと」なので、「このような結果こうしなくなりました」、「なぜ皆してるのか」といった批判的な内容になってしまうのは仕方の無いこと・・・なのですが、

『あなたは私が何を言ってもすべて「逆接」、「否定」で返してくるからもう疲れました』と昔の恋人を振っている私には、読み進めれば進めるほど疲れる一冊でした。

たぶん『しない。』ではなく、『する。』というタイトル・趣旨だったら、印象がかなり違う気がするのですが。(でもタイトルとしては『しない。』の方がお洒落!)


「通販」、「携帯電話」、「化粧」、「ハイヒール」、「結婚」、「SNS」、「女性誌」・・・
群さんが「しない」ことがたくさん詰まったエッセイ本。

私みたいな「人の批判・否定に敏感な人」は、心が元気な時に読むのをおすすめします。


紋佳🐻

読書