『ビブリア古書堂の事件手帖 1』
本を読めない「体質」の五浦大輔は、古本を売りに鎌倉の古本屋「ビブリア古書堂」を訪れる。
店主は人見知りだが、きれいな女の人で、持ち込まれた古書の謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。
古書店で本を安く買って、転売する「せどり屋」と呼ばれる職業について、初めて知ることがたくさんあり面白かったです。
絶版本というのは、後の巻になればなるほど価値が上がる(上巻を買って下巻を買いそびれる人がいても、逆は少ない)ということや、
刑務所の図書館から受刑者に貸し出される本は『管本』、受刑者の私物の本は『私本』と呼ばれ、それぞれ本に許可証が貼られていることなどなど・・・
知らないことに、たくさん出会えました。
こちらも、友人からのおすすめ。
長く続くシリーズであることが伺える面白さでした。
とりあえず、「本」と「眼鏡美人のお姉さん」の組み合わせは、ずるい。
紋佳🐻
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