『おつかれ、今日の私。』


誰にでも、ねぎらわれたい夜がある。

つい頑張っちゃう人、必携の書をお届けします。

今日の疲れは、今日のうちにさよなら。

自分を慈しむセルフケア・エッセイ48篇。


『昔付き合っていた男に、「君は三品作れる材料を全部炒めて一皿にするね」と言われたことがあるけど、あれは褒め言葉だったと思っている。』

この一文がだいすき。

ジェーン・スーさんらしさが爆発してる。


『それでも唯一確信して言えることは、一緒にいても自分が増えていかない相手といても、良いことなんて起こらないってことだ。
それだけは、たぶん間違いがない。』

自分がすり減るような環境、相手からは逃げていい。


『素の自分に自信がなく、相手に合わせてしまうこともあるかもしれない。
けれど合わせる理由が、ありのままの自分では好かれたり信用されたりするわけがないという思い込みから来ているのだとしたら、やってることは逆効果になる。(略)
だから、信用されたいと思ったら、仲良くしたいと思ったら、本音を言うしかないのだ。
それでウマが合わなかったら、ご縁がなかっただけなのだから。』

この歳になっても、「仲良くなりたいひと」というのはどんどん現れる。

仕事でも、プライベートでも。

そんなとき、『好かれたくて、つい猫を被ってしまう』こと、ある気がする。

偽りの自分と仲良くしてもらったって、うれしくないのよね、そう、その通り。


エッセイが好きで、色んな方の文章を拝読するけれど、スーさんほど「脳内で音声再生されるエッセイスト」さんは他にいません。

まるでラジオのお悩み相談コーナーを聞いているような心地になりました。


生まれてから死ぬまで、この自分と一番長く付き合うのも、また自分。

たまには労ってあげようと思います。


紋佳🐻

読書