『物語る』


語りが交錯し、閃きが生まれ、文字になる。
千原ジュニアの新境地。

作家、放送作家の樋口卓治さんを相手に、TVや舞台では聞けないエピソードを語り、セッションを重ね物語になっていく。

語りの過程はジュニアさんのYouTube「千原ジュニアYouTube」で毎週公開!

・駐車場に置かれたベビーカー、誰がなんのために
・車のAIアシストが余計なことをしてしまう状況って
・気が利くと自認する後輩がやらかして・・・
・家を建てる幸せ×恐怖=?


何の前情報もなく読み始め、まず初めに思ったことは、
(・・・エッセイじゃないんだ!!!)ということ。
※それぐらい知っておきなさいよというお話。

読めばラストでクスッとしたり、ゾワっとしたり、オチの付け方がさまざまで、さすが芸人さん!と思わされた一方・・・

あとがきを読んで知りました。

千原さんのYouTubeチャンネルで、「語った」
ことを、樋口さんが短編にまとめていらっしゃるのですね。

語る人と、書く人による共作。

小説では珍しいスタイルです。


語りの文体ではなく、きちんと小説に仕上げているところがさすが作家・放送作家の樋口さん。

雑学に富んだ内容の作品もあって、読んでいて脳がぷすぷす刺激される一冊でした。


紋佳🐻

読書