『面白すぎて誰かに話したくなる蔦屋重三郎』


2025年大河ドラマは蔦屋重三郎!

蔦屋重三郎は数々のベストセラーを作った出版人。

本書は、なぜ次々とミリオンセラーを生み出せたのか、「ミリオンセラーの作り方」を深掘りしつつ、どんな人物でどう生きてきたのかを学びます。

時に、『蔦重の考え』的に、本人の言葉で思っていること、感じていることを入れつつ、蔦重の全てがわかる、大河の予習としてこの上ない書籍です。


吹奏楽団で『べらぼう』のテーマ曲を演奏しているくせに、内容を把握しておらず。

知らずに手に取り、読み始めてようやく、(え、この人のことを扱ったのが「べらぼう」だったの!?)と知りました。


政治が停滞していた当時「黄表紙」が風刺をきか大評判のベストセラーとなったように、

この令和の時代でも、文芸・アート・音楽・演劇といったジャンルの人間が一石を投じることは、歴史的にみても使命なんじゃないかと思えてくるのでした。


驚いたのは、「滝沢馬琴」って、いまの教科書では「曲亭馬琴」と掲載されているんですって。知らなかった・・・!

歴史の教科書って、昔といまとでは、かなり更新されているのだろうなあと思わされる真実でした。


蔦屋重三郎についての章が終わると、関わりのあった絵師や役者などの紹介、時代背景などの章へ。

個人的にはもっと蔦屋重三郎さんについて、頁を割いてほしかった。

あまり資料が残っていないのかしら。

少しだけ物足りぬまま、読了です。


紋佳🐻

読書