『子どもがサッカーを始めたら読む本』
サッカーを始めた小学生、中学生の親御さんが、子どもたちを支えるにあたり知りたいこと、疑問に思っていることを、「賢者」たちに尋ねていく一冊。
体のこと、食事のこと、用具のことなどテーマ別に、その道のプロフェッショナルから深い知識を得ていく本です。

JFA(日本サッカー協会)のホームページに、生年月日・身長・体重・座高を入力すると、最大成長速度年齢を調べることができるなんて知りませんでした!
その子の最大成長速度(最も身長が伸びる時期)を調べることで、怪我や成長の妨げを防ぐことができると。
してからでは遅い怪我。
そうやって予防できると知れてよかったです。
『つまり、身長が伸びているときは骨が先に伸びるため、骨に付いた筋肉が伸び切ってしまいます。(略)それで、オスグッドとか、かかとのシーバー病という成長痛に、つながっていきます。』
成長痛ってそういうメカニズムで起こっていたんですね。
そんな専門的なお話も大変わかりやすく書かれています。
『たとえば幼稚園生の親御さんが、「うちの子が『あと何回寝たらサッカーの日?』って言うんです」と言ってくれたら、「ああ、よしよし」と思いますよね。
その段階にきたら、もう楽しんでくれているので、そこからはよくなっていくしかないじゃないですか。たぶんスクールに来ていない日でも、サッカーボールを家で蹴って怒られているでしょうし(笑)、公園に行ったらサッカーをやっているでしょうし、強制されない環境の中で上手くなっていく素養ができていると思うんですよ。』
ああうちの哲矢だわと思わず笑ってしまいました。
(サッカーを本気でやって家でよく怒られている)
スクールは「教わる」場所ではなく、「学ぶ」場所。
習い事という認識は改めるべき。
主体的にサッカーを「楽しむ」ことが何よりも大切。
そのためには、連日のようにサッカースクールに通わせるのではなく、他のスポーツをしたり、家族との時間を過ごしたり・・・サッカー以外のことも大切にするべき。納得です。
「親が教えたくなるきもち」を抑えて子どもが自分で考え行動する「余白」を残してあげる(内発的動機づけの)重要性を説いた『やる気と自信をつくるものってなんですか?』の章は、サッカーに関わらず、子育てにおいて最も重要なことがまとめられていたので、サッカー関係なく、すべての子育てをされる方に読んでほしい内容でした。
さまざまなチームの監督・コーチ・トレーナーの方々へのインタビューをもとに作られた本でしたが、JFL以下のチーム名がどれも「わかる」ようになっていた自分に驚き、つくばFCを応援しているおかげだなとニマニマしてしまった私です。
『筑波大学の小井土監督はサッカーを一生懸命やっている子に対して、「オマエからサッカーを取ったら、何が残るの?」という質問をしているそうです。
そこでちゃんと応えられるように育てていくことが、指導者にとっても、親にとっても、大事なのではないでしょうか。』
親としてこれ以上響くことのない本。
図書館で借りましたが、読んでいる途中ですぐに購入に走りました。
紋佳🐻









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