『帝国の女』


宮木あや子さんの作品を拝読するのは、初めてだったのですが・・・おもしろい!!!!

とあるテレビ局を舞台に繰り広げられる女たち(プロデューサー、記者、宣伝、マネージャー、脚本家)の人生がそれぞれ描かれているのですが、

それぞれの恋愛観とか、結婚観とかがバラバラで、あらゆる女性に刺さるのではないかなと!!


業界内のことがとてもよく描かれていて、

脚本家のルールとして

『わこういうスポンサーがついているときは、こういう描写はNG』とか、

『ドラマの撮影期間中はネージャーではなく、AP(アシスタントプロデューサー)がタレントのスケジュールを把握して、宣伝担当者がバラエティ番組や情報番組に出演させて(番宣)、雑誌の取材もほぼ宣伝部が調整。雑誌取材の場合はギャラは出ない(ドラマの出演料に含まれる)』っていうテレビルールとか、知らないことばかりで刺激的でした。


宮木さんの代表作『校閲ガール』も読んだことがなかったので、これから読みます(*^^*)

結婚や恋愛、女同士の付き合いに悩んだりしつつ、男社会でたくましく働く女性がリアルに描かれている作品、だいすき。

#帝国の女

#宮木あや子



紋佳🐻

読書