『家電の神様』


街の電器屋さんvs.大型家電量販店!!

デフレの時代にまさかの「高売り」戦略?!

リストラされた「ゆとり世代」の俺に、勝機はあるのか。


大手家電メーカーで働く轟雷太は長引くデフレの影響で入社三年目にして突如リストラされてしまう。

転職活動を諦めた彼は実家の母が経営する店を継ぐ決意をする。

そこは昔ながらの地域密着型の「街の電器屋さん」。

だがそこも近所の大手家電量販店に客を奪われ、経営は風前の灯火だった。


妹の本棚から拝借した、初めての江上剛さん。

「ビジネスヒューマンドラマ」と呼ばれるジャンルにあまり手を出したことは無かったのですが、面白かったです。

特に、『販売』の世界が描かれたこちらの小説は、ドン・キホーテでのバイト時代に、仕入れや価格設定、値下げなどを任せてもらっていたころを思い出しては、夢中になって読み進めました。


上手くいきすぎる展開、とは思いつつ、それを差し引いても、私は楽しめました(*^^*)


#家電の神様

#江上剛



紋佳🐻

読書