『イヤシノウタ』


なんていうことのない日々に宿る奇跡のよう瞬間、かけがえのない記憶。

土地がもたらす力、自然とともに生きる意味。

運命的な出会い。

男女とは、愛とは?

お金や欲望、不安に翻弄されず生きるには?

そして命と死を見つめるなかで知った、この世界の神秘とは――。

ほんとうの自分、を生きるための81篇からなる人生の処方箋。


中学生の頃に、地域の公民館の図書館で借りた吉本ばななさんは、当時とても「おとな向け」だと思っていました。

とても哲学的で、それでいて詩的で、中学生のわたしには消化しきれなかった。


大人になったいま、改めてばななさんの文章と向き合ってみると、そこには、ひとりの女性の人生が全力でぶつけられているのがわかりました。


とはいえやはり、個人的には消化に時間のかかる作家さんで。

そういう作家さんに対する印象なんかは、意外と、何十年と経っても変わらないものなのかもしれないですね。


それか、ばななさんが本当にぶれない方なのか。

・・・両方な気がします( *´꒳`* )


#イヤシノウタ

#吉本ばなな



紋佳🐻

読書