『孤独な交響曲 ミステリー傑作選』
神保町の「がらくた市」で古びた茶碗を見つけた、御茶ノ水署・生活安全課の斉木と梢田。実は値の張る骨董品であることがわかったが、意外な事件を掘り起こすことになり……。
「欠けた古茶碗」(逢坂剛)
ミステリーの名手10人が競演するアンソロジーの開幕!
「欠けた古茶碗」――逢坂剛
「第四の殺意」――横山秀夫
「ヒーラー」――篠田節子
「死神の精度」――伊坂幸太郎
「思い出した……」――畠中恵
「偶然」――折原一
「転居先不明」――歌野晶午
「時うどん」――田中啓文
「胡鬼板心中」――小川勝己
「とむらい鉄道」――小貫風樹
横山秀夫さんの『第四の殺意』を拝読するために手にした一冊でしたが、他の錚々たる作家さんの作品にも、心が痺れ、震え、大変楽しみました。
特に小川勝己さんの『胡鬼板心中』は、じめじめとした日常の中で淡々と描かれる狂気が、私好みですっかり気に入りました。
小川勝己さん、今年チェックさせていただきます♡
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紋佳🐻
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