『キャベツ炒めに捧ぐ』


料理人がつくるのではなく、

お母さんたちがつくるおかずって、どうしてあんなに美味しいんですかね( *¯ ꒳¯*)✧*.


『人生はままならないもの』


息子や夫に先立たれたり、

夫が浮気した相手と再婚したり、

ずっと片想いだった人とすれ違い続けたり・・・


60歳を過ぎた女性3人が営む『ここ家』は、人生のいろんな味を教えてくれる、お惣菜屋さん。



旬のものや、その時に手に入った食材を、

3人の女性がそれぞれに

『こうしたら美味しいんじゃない?』、

『こっちの方が美味しいわよ』と、

今日はどんなお惣菜を作ろうかと、

会議から始まる毎朝。



辛いことや、楽しいことを、諦めずに生きていけるのは、

きっとそんな3人の『居場所』があるから。


笑って、泣いて、落ち込んで、また立ち上がって・・・

どこまでも自分に素直に生きる姿はまるで、少女のようで素敵でした。



とにかく、

「料理をする女性はつよい」

そう思います。


おいしいものを食べることが好きで、

食材を見ただけで色んなメニューが浮かんできては、

『季節』や『思い出』を、

調理し、食べることで味わう。



人生そのものに、うまみのある3人が作るお惣菜は、

それは美味しそうに描かれていました(*^^*)



読書