『大正処女御伽話 4』


時は大正──。
事故が原因で右手が使えなくなり田舎へと追いやられた珠彦。
そんな彼のもとに嫁となるべくやってきた夕月。

彼女の献身的な働きで二人の心の距離が近づいたある日、関東大震災が発生。
二人は離れ離れになるが珠彦の勇気もあって危機を乗り越える。

深まりゆく二人の仲。
夕月を己で守る力を得るため、学校に通い始めた珠彦の前に!?
大正ノスタルジックホンワカストーリー第四巻!


『健全な精神は健全な体に宿るものだと思う
体が元気じゃないと頑張る気力なんて湧いてこない』
という部分に、とても共感。

こころを健やかに保つためには、まずからだから。
そしてお互いの身体を気遣いあえる存在の大切さ、有り難さを実感しました。


ラストの終わり方がまた気になるかたちで、
すぐに続きが読みたくなりますね。


紋佳🐻

読書