『せかいでいちばんつよい国』
「せかいじゅうの人びとをしあわせにするため」に世界中を征服した、ある大きな国の大統領のおはなし。
強者のゆがんだ論理を、明るいユーモアで皮肉たっぷりに描いた寓話絵本。
『ぞうのエルマー』シリーズでおなじみ、デビット・マッキーさんの作品。
「世界中の人びとを幸せにするために」世界を征服する大統領。
ある日、最後に1つだけ残ったちいさな国を征服しようと兵隊を連れて戦争をしかけるのですが、その国には兵隊がいない。
「これじゃ、戦争ができないじゃないか」
さて、大統領はどうしたか。
さもハッピーエンドと見せかけて、すっきりしないラスト。
戦争という形でなければ、ラストのような展開はとても素晴らしいのにな。
紋佳🐻
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