『まいにちメンタル危機の処方箋』


人気の精神科医、初のセルフケア本!

まだ大丈夫。でも実はつなわたり。

仕事に家庭に忙しいあなたに、ハーバード大准教授・精神科医・3児の母の著者が贈るセルフケア本。

仕事や子育てを頑張りながら、「なんとかやっているけど、最近しんどさを感じている」「ときどき心がパンクしそうになる」「モヤモヤから抜け出したい」と思う人の心をかるくします。

「感情」に目を向けてよりよく過ごすための、最新のケアメソッドが満載。


ハーバード大学医学部准教授であり、マサチューセッツ総合病院小児科うつ病センター長で、3児の母でもある内田さんの、学術的なんだけど、やさしく包み込んでくれるようなあたたかい本です。


『本来の目的に気づいて、怒りをぶつけることが、その目的からより遠ざかる行動だと気づくことができます。』

・・・これ、染みました。

本来の目的を、見失ってはいけない。


『たとえば私はお腹が空いているとイライラしやすくなるとわかっています。(略)
迎えに行く前にかるく食べておく、ということをよくします。』

これ。

お腹が空いているとイライラしちゃいますよね。

だから、子どものお迎え前に、何かを口にしておく・・・なるほど。真似します。


自分の思考のクセ、行動のクセを把握しておけば、対策を練ることができる。

良いとか悪いとかではなくて、それが私、と受け止める。

最近私も、「セルフモニタリング」がまさに、少しずつ出来るようになってきたような気がしていて。

ここに至るまで時間がかかったけれど、その試行錯誤さえも、認めてあげようと思うのでした。


自分をコントロールできなくて困っている人は、騙されたと思って読んでみてほしい。


紋佳🐻

読書