『未必のマクベス』


読み終えました⸜(*´꒳`*)⸝

とにかく、どこのレビューサイトを見ても、高評価!!

分厚さを感じさせないほどのスピード感あふれる作品でした。 『痛切なる恋愛小説』だということで、読み始めましたが、

はじめは、経済小説であり、犯罪小説であり、ハードボイルド小説・・・といった印象がつよく、「あれ?これが恋愛小説?」と思ったのですが、

ラストのラストに鳥肌。

『痛切なる恋愛小説』だわ!!と感動いたしました。


『マクベス』は、稽古でマクベス夫人を演じさせていただいたことがあったり、三人の魔女モチーフの役をミュージカルで演じさせていただいたことがあって、シェイクスピア作品の中でも愛着のつよい作品でしたが、

マクベスのような筋書きにならなければいいと思えば思うほど、『運命』に逆らえなくなっていく主人公たちから、最後まで目が離せませんでした。


構想がお見事!

22年かかってうまれた作品というだけあって、ちからのある小説です。



紋佳🐻

読書