『わたしの本の空白は』


ひさしぶりの、近藤史恵さん。

愛している。好きな人からそう告げられて、背筋が凍ることがあるのだと、わたしは知った。

―――

記憶をなくした主人公、三笠南。

誰が嘘をついていて、真実を話しているのか分からないまま、

自分が本当にすきだった人の記憶を取り戻していくお話。


どうしようもなくて、最低な人間に惹かれてしまう女性のきもち。

こころが、ざわざわします。



紋佳🐻

読書