『ブランコ乗りのサン=テグジュペリ』


サーカスを舞台に描かれる、美しく、畏ろしい世界。

あっという間に惹き込まれました。

舞台は日本。

天災によって新たに埋め立てることになった土地につくられたのは、巨大なカジノとサーカス劇場。出演者は少女たち。

代々襲名される名前が各々、『サン・テグジュペリ』、『カフカ』、『シェイクスピア』などなど・・・

偉大な作家陣の名前がついていて、素敵でした。


自分もいつも妹に我慢をさせてきたので(自分はやりたい事に忠実だったし、まさに、夢が叶わなかったらなんてことも考えていなかったし)、双子の姉妹には感情移入してしまいました。


エンディングがとてもすき。

オススメしてくださった妹の親友ちゃんに感謝です。



紋佳🐻

読書