『なぜ僕らは働くのか』
“働く"とは。“生きる"とは。
あなたは子どもたちに伝えることができますか?
仕事、お金、働きがい、AIの進歩、多様性の尊重、人生100年時代…。
働くうえで考えるべき様々なテーマをマンガと図解で多角的に伝えます。
これから社会に出る若者たち、仕事に向き合い悩む大人たちが、未来に明るい希望を持てるように。
そんな想いが込もった、温かくて前向きになれる一冊です。
母から借りた本。
はじめは、「キャリア教育のための本でしょ?」と軽い気持ちで読み始めました。
もちろん、「働くってなに?どうやって職を選べばいいの?」という段階の子どもたちにとって、とても分かりやすく丁寧に書かれた本であることは間違いないです。
でもそれ以上に、大人に響く本だと思いました。
たくさんの大人の働く姿、人生、本音が凝縮されていました。
子どもたちに向けたメッセージが綴られたエピローグでは、
物語に登場してきた父から子に向けて送られた、
『私たち家族は君の笑顔に癒され、君の成長に喜び、君の存在に励まされてきた。
君が生まれてきてくれたこと自体が私たちにとって奇跡で、
生きているだけで君には価値がある。』
という言葉に大号泣。
となりにいるまだ1歳の息子はキョトンとしていましたが(笑)
読み終えたあと、とてもきもちがあたたかく、ちょっとだけつよくなれた気がする一冊です。
紋佳🐻
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