『毒殺協奏曲』
致死量に詳しすぎる女、正統派の毒殺、ネットで知り合った女、身近すぎる毒、毒より恐ろしい偶然・・・
豪華8名によるオール書き下ろし。
意外な結末から忍び寄る恐怖まで、人気作家が「毒」を使いこなして導く絶妙な競作!
同じテーマで、複数の作家が、各自の個性を打ち出した短編を書き下ろす。
これは、読者として読むときはひたすら楽しいものですが、作者として書くときはある程度の苦労を伴います。
まず題材やトリックが重ならないように気をつけなくてはいけないし、〈あの人はこういう展開にしそうだから〉とその作風から推測して、切り口を変えたり、捻りを加えたりしなければいけません。
そういう作業がよい刺激となり、創作意欲へとつながっていくのも事実です。―新津きよみ
いままで触れたことの無い作家さんとの出会いがたのしい「アンソロジー」ですが、作家さんの抱かれる苦労、そして感じられる刺激を考えると、さらにありがたみを感じます。
個人的には篠田真由美さんの作品が、読了後「読者も毒にやられた」感があって好きでした♡
こんなにも毒殺が登場する本ってなかなかないですね!
お腹いっぱい(笑)
毒についても詳しくなれる一冊でした( *´꒳`* )
#毒殺協奏曲
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紋佳🐻
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