『昭和オトメ御伽話 1』


時は昭和、ところは神戸──。
名家の娘・黒咲常世は、彼女を“からたち姫”と呼ぶ幼馴染の志磨仁太郎と二人だけの秘密の遊びに耽っていた。
継母からのイジメに遭う常世と、無関心な親の下で育った仁太郎。
孤独な二人は死ぬまで一緒にいようと約束を交わすが、離れ離れに…。

それから三年、常世は仁太郎と念願の再会を果たすが、仁太郎は三年前と豹変していて──!?

痛くて甘い、儚き御伽話開幕!


この「昭和」シリーズを読むために、
『できれば大正の方も読んで!』
と言われたので、大正から読んできたわけで。

ついに友人のお薦め作品に突入しました。


大正シリーズは、不器用なふたりの距離が少しずつ近くなっていく姿が描かれていて(それが王道な訳ですが)、こちらは好きあっていた者同士が、何らかの理由によってうまくいかなくなっているお話。

一体なぜすれ違ってしまったのか、、
その理由を早く知りたくて、続きを読みたくてうずうず。

桐丘さんが描く、笑った顔がかわいい女の子たち・・・素敵ですね。


紋佳🐻

読書