『痛い靴のはき方』


イヤなことがあって、イヤだと思っていたら、別のイヤなことが。
でも、そのおかげでひとつ前のイヤなことが煙にまかれてぼやけていく。

イヤなことがある日も、ない日も、さいごは大好物のサバランや、デパ地下のアップルパイ、トラヤカフェのかき氷で終わらせれば元気が湧いてくるというもの。

かけがえのない日常をつぶさに掬い取るエッセイ集。


2021年最初に読み終えたのは、だいすきな益田ミリさんのエッセイ集。

学生の頃から大学以外の時間はアルバイトと芝居でいっぱいいっぱいで、時間もお金もなかったので、「旅」への憧れがすごい私。

「旅がすき」なミリさんのフットワークの軽い旅行記は、読んでいるだけで私のこころも軽くなる心地がしてとてもすき。

2021年も、お世話になります、ミリさん。


紋佳🐻

読書