『モップの魔女は呪文を知ってる』
キュートでポップな謎解き小説、キリコちゃんシリーズ。
毎回鳥さん(夫)と取り合うように読んでいます。
今回はなんと、私よりも先に鳥さんが読み終えました!
いままでオススメした本は、なかなか読み切らな ...
『ダークルーム』
普段は図書館を利用しつつ、本当に気に入った本は購入して、一生かけて『私だけの本棚』を作ろうキャンペーンを昨年からやっているのですが(いつか入院したり、自宅から出られなくなったときに堪能するための本棚・・・にしては、グロテスクな本ばかり ...
何気ない日常に紛れ込むもやもやっとした怒りや、理不尽な上にやり場のない怒りなどなどが綴られた1冊。
読めば一緒にイライラして、たまに笑えて、「あ、そういう風に感じるのは私だけじゃないんだ」って思える。
益田ミリ ...
『悲しみのイレーヌ』
耽美的で残虐な描写はもはや芸術。
フランス・ミステリーが大好きです。
中でもピエール・ルメートルさんがとにかくグロテスクで好きなのですが、その処女作がこちら。
『その女アレックス』や『死のドレスを花 ...
『結婚しなくていいですか。すーちゃんの明日』
女性あるある満載の四コマ漫画。
40歳手前の独身女子たちの、結婚、介護、老後への不安などなど・・・ぽつりぽつりと語られるタッチがとても心に染みます。
独身女性だけじゃなくて、結婚した妊婦さんの
『こ ...
『ホテル・ピーベリー』
しらたまが少しずつ回復してくれて、
ようやく本を読む心の余裕が出てきて、本日はこちらを読了。
ラスト10頁に描かれた怒涛の伏線回収劇が素晴らしい、良質なミステリーでした。
ハワイにある小さなホテル、 ...
『シフォン・リボン・シフォン』
いい本でした。
寂れつつある、とある地方都市に移転してきた輸入下着屋さんが舞台のお話。
各章が、異なる登場人物の目線で描かれているのですが、それぞれが「親の介護」や「難病」によって悩み、苦しみながら、どうしよう ...
『ランチ酒』
『犬森祥子には、ランチの店を選ぶ、明確な基準がある。
酒に合うか合わぬかだ。』
おいしいごはんをモノローグで解説してくれる作品はいろいろあるけど、
この作品はなんといっても『お酒との相性』を食に求め ...
『演じられた白い夜』
雪山にある元ペンションの施設を借りて芝居の稽古をする男女7人。
毎朝出演者に配られる芝居用の台本。
その通りに起こる殺人事件。
ひとり、またひとりと消えていくものの、雪のせいで助けを呼ぶことができな ...
『あおぞらビール』
アウトドア好きの筆者による、青空ビールをテーマにしたエッセイ集。
キャンプや野宿、ここには書けないようなあれやこれやの大冒険・・・。
こんなに男らしい作品(ワイルドと思うか、不潔と思うかはあなた次第!笑)久しぶ ...