『ソードアート・オンライン6 ファントム・バレット』


銃と鋼鉄のVRMMO“ガンゲイル・オンライン”で発生した“死銃”事件を調査するため、“GGO”へとログインしたキリト。

一見超美少女キャラと見間違えるアバターにコンバートされるトラブルに遭った彼だったが、スナイパーの少女・シノンのナビゲートにより、全ガンナーの頂点たる対人トーナメント“BoB”に無事参戦を果たす。


キリトは、銃が支配するこのゲームで唯一“光剣”を駆使、“BoB”を勝ち進む。
そして“BoB”決勝。


数多の強敵がひしめく“バトルロイヤル”の中、ついに“死銃”が姿を現す。
果たして“死銃”とは何者なのか。
本当に“仮想世界”から“現実世界”へ影響を及ぼすことができるのか・・・
キリトは単身、“死銃”へと挑む!!


『ファントム・バレット』編、完結。


ファントム・バレット編は、『ソードアート・オンライン』の5巻、6巻の上下2冊で完結。

しかしまあ読むまでは、どうして6巻ばかりこんなにぶ厚いの!?と、不思議だったんですが・・・

読み始めて、「あ、あそこでしか分けられないわね」って納得。

しかも、時間経過が遅く、なかなか展開していかない・・・にも関わらず、飽きない。

面白くて、ページをめくる手が止まらない。


川原礫さんって、私が読んできたラノベ作家さんの中でも最も文章を書くのがうまい作家さんだと思っているのですが、今回は特に感じました。


単語、単語に対する修飾部が、そのときの地の文の主人公の視点で書かれているんですが、「―(ダッシュ)」の使い方が上手!

思わず(うまいなあ・・・)と呟きながら読み進めました。


いつもSAOを貸してくれる人物に尋ねたところ、まだまだ続くんですね、というか続いているんですね(笑)

川原さんの文章好きなので、これからも読みます!

たのしみ。


紋佳🐻

読書